議会発言集
議会発言集
令和 4年 決算審査特別委員会(健康福祉分科会 第2日)−09月29日-07号
令和3年 決算審査特別委員会(文教分科会 第1日)−09月22日-04号
令和2年 決算審査特別委員会(文教分科会 第2日)−09月25日-05号
令和1年 決算審査特別委員会(総務分科会 第1日)−09月19日-02号
令和1年 決算審査特別委員会(総務分科会 第2日)−09月25日-03号
平成30年 決算審査特別委員会(健康福祉分科会 第2日)−09月28日-
平成29年 決算審査特別委員会(総務分科会 第2日)−09月21日-
平成29年 決算審査特別委員会(総務分科会 第1日)−09月19日-
平成27年 第1回定例会ー2月26日ー 自民党代表質問(前編)
平成15年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計)−12月12日
平成12年 決算審査特別委員会(一般会計・特別会計)−12月11日-
平成29年 第2回定例会−06月05日ー
◆43番(石田康博) ただいま退任の承諾をいただきましてありがとうございます。川崎市議会議長を退任いたします石田康博でございます。
2年前の市議会議員選挙によって市民の皆様方から選んでいただきました議員による新しい議会のもと、議長として2年間、菅原副議長とともに川崎市議会の議長、副議長の大役を預からせていただいたわけですが、思い返せば、大変貴重で有意義な時間であったと感じているところでございます。これも会派の皆様方を初め、川崎市議会の皆様方の御協力をいただけたからこそであり、改めてお礼を申し上げます。
私は、任期中、議長就任時から市民に開かれた議会、市民に親しまれる議会という2点をモットーに、さまざまな取り組みを行ってきました。1点目の市民に開かれた議会については、ツイッターとフェイスブックといったSNSの活用、従来の議場でのインターネット中継に加え、会議室での委員会におけるインターネット中継を開始したほか、議会からの発信だけではなくて、市民の皆様方からの声をいただく窓口としての市議会ご意見箱の設置等、ICTを活用して取り組みを進めてまいりました。ICTの活用といった側面では、ほかに議会運営の効率化に向けた議会運営委員会等でのタブレット端末の試行的な運用などの取り組みも進めたところでございます。
2点目の市民に親しまれる議会については、川崎市スポーツ振興議員連盟を設立し、かわさきスポーツパートナーを応援しているほか、2020東京オリンピック・パラリンピックにもコミットし、パラムーブメントを応援しているところでございます。これらの取り組みによって市民に開かれた議会、市民に親しまれる議会に向けた当初の目標はおおむね達成することができたと考えているところでございます。
ほかには、これまでも取り組んできた議会改革をさらに推し進めるため、議会改革検討委員会を設置し、会期や常任委員会の所管局の見直し等について協議をいたしました。また、大規模災害が発生した際の議会及び議員の基本的な対応を規定した川崎市議会大規模災害対応指針をまとめました。この指針では、災害対策会議を議長の判断で設置することができ、地域の情報を多く持つ議員からの情報を集約し、市が設置する災害対策本部にその情報を伝達しながら連携することで、速やかな災害復旧、復興に寄与できる体制を整備することができました。こうした取り組みは、市議会議員を初め、多くの関係の方々の御尽力があったからこそ実を結ぶことができました。お力添えをいただきました皆様方には、この場をかりて深く敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。
今後は議長という立場ではなくなりますが、一議員として川崎市、市議会の現状に満足することなく、これからも積極的に議会改革に取り組み、市民の皆様により一層わかりやすい議会活動を行うとともに、市民の皆様方の付託を強く認識し、決意と責任感を持って市政の発展に全力で取り組んでまいる所存でございます。
2年間、議長として大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いをいたします。(拍手)